2015年8月14日金曜日

「稼ぐ」と向き合う (1)



「稼ぐ」

仕事をして報酬を得ることです。

私は、大学卒業後、公立病院で2年
看護師として働きました。

医療機関という特殊性から
「コストパフォーマンス」を
あまり意識しない職場でした。

また、地方公務員でしたので
ある意味、
守られたなかで働かせてもらっていました。

結婚して 14年、
ほぼ専業主婦をしていました。

そんな私が
働く、しかも、自営業のインストラクターとして働く。

ほんまかいな、という感じでした。

これまでも、働こうとしたことはありますが
いろいろな要因が重なって
続けることができませんでした。

それは、私の中に
根強い思いがあるからなんですね。

「お母さんがお金を稼ぐと、家族がうまくいかない」

私の家庭は、母の方が収入が多かったので
家庭内のパワーバランスが逆転していました。

そのことで、子ども心に刷り込まれたんでしょう。
それが、私のブロックになっていたんです。

地方公務員の看護師として
十分な給料をもらっていた私は、
結婚して一転、専業主婦になりました。

社会とのつながり、社会への貢献が
断ち切られてしまったように感じて、
オットが働いて得た給料を使うだけの自分に
「働いていたら私だって」というみじめな思いと
オットへの対抗心を
持っていました。

けれども心のどこかに
ほっとした部分もありました。

働くことに関して、
「子どもを犠牲にしている」という罪悪感があったんです。

実際、福岡県・久留米市にいたとき
保健師の臨時の仕事をしました。

子育てに理解のある職場で
私は働けることがうれしかったのですが、

1歳半の長男はたびたび熱を出しました。

私の中の
罪悪感を敏感に察して、長男は熱を出していたのでしょう。

けれど、そのたびに
私は「子どもがいたら、思うように働けない」という悔しさを
上書きしていました。


働いて経済的に自立した女性(母)へのあこがれ

女性が自立することで、夫婦関係が破たんすることへの恐れ

女性性の仕事(主婦業)に価値を見出せない無力感

子どもがいることで、思うように生きられないことへの怒り

仕事をすることで、子どもを犠牲にしている罪悪感


書き出してみると、
相反するような思いの羅列です。
全て私自身のインナーチャイルドの
想いからきていたものです。

こんな思い込みが、
私が何か新しく行動をおこそうとすると
足を引っ張るわけです。


大人になって、親になって
その立場で「仕事」をとらえるとき
そこには、必ずと言っていいほど、
親の影があるのですね。


子どもの時、
親の姿を通して「仕事とはこんなものだ」と、
見ているわけですから。

子どものころ、親の仕事をどのように捉えていたか
書き出してみると、いいかもしれません。

仕事で繰り返すつまづき、
乗り越えられない壁、
あきらめグセ(転職癖)
そんなものの正体が見えるかもしれません。






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